皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ケント100Sでございます。
COVID-19のパンデミックが加速し続けています、皆さんも感染には充分お気をつけ下さい。

さて、少し間が空いてしまいましたが、久しぶりにザクヘッド情景模型の進捗をご紹介していきます。

まずは脇役のザクヘッドから。

前回のケープ剥がしは水性塗料を水で希釈して、さらに水で濡らしながら塗膜を剥がしていったので、充分時間をかけて乾燥させました。

① 最初にモノアイカバーに薄っすらとコケが生えている感じの下地をエアブラシで吹きました。

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タミヤアクリル系塗料
・木甲板色
・オリーブグリーン
の順で吹き重ねています。

結果、モノアイがほとんど見えなくなりました(笑)
モノアイを大きくする工作がホントの自己満足になってしまいましたよ(´・ω・`)
でも、私としてはモノアイが見えなくなることで、より「稼動停止感」が強まった気がします。
モノアイがキラッと光って見えると、まだ動きそうな感じがしたんですよね。
スモークグレーで抑えたつもりだったんですが、あらためて見るとまだ“生きてる”感じがありました。

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② ここまで思い切って隠しちゃうと雰囲気が随分変わりますね。
もう目力ゼロです(笑)

③ 装甲はかなりシャバシャバに希釈したエナメル系塗料でウォッシング…というかランダムに塗料を置いていって毛細管現象に任せる感じで着色しました。

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不自然な塗料溜まりが出来た所は、筆に溶剤を含ませて溶かしながら馴染ませていきました。

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仲田師匠でいうところの“崩し”と“染め”みたいな感じです。

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タミヤエナメル系塗料
・オリーブグリーン
・ハルレッド
・タン
・フラットアース
をランダムに使っています。

結局ザクヘッドに弾痕や斬撃痕などのダメージ表現はしませんでした。
脇役に徹してもらいたいので目立たせたくないのと、より情景に馴染む(自然と一体化している)様にしたいからです。
目立つであろうダメージ痕に先に目が行っちゃうと、表現したいテーマが霞んでしまう気がするんですよね。
なので、パッと目に付くザクヘッドを自然の一部に近づける様な表現をしていきたいと思っています。

④-1 そして、ようやくベース(台座)に取り掛かりました。

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台座は前回と同じ100円ショップのコレクションケース(330円)です。
前作までは土台にコルク板を使っていたんですが、水を含むと反ってしまうのが難点でした。
なので今回から土台に100円ショップのカラーボードを使ってみることにしました。
密度の高い発泡スチロール板で、スタイロフォームに似た感じです。

④-2 接着はさすがに木工用ボンドでは無理でしょうから、今回はこれを使っています。

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使用頻度は高くないんですが、なかなか良い仕事をしてくれます。

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④-3 油性ペンで大まかな配置を書いておいて…。
まずは円を書いている部分を工作していきます。
最初にカラーボードの円をくり抜きます。
で、ボードを台座に乗せて円をトレースします。

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④-4 円の中心のアタリを取ります。
私のやり方は、半径寸法に合わせたサークルカッター(ディバイダーの方がいいかも)で外周を6等分にケガいて、対面同士を直線で結びました。
アタリなので多少のズレは無問題w

当初の予定ではサークルカッターで地道に切ろうと思いセンターを出したんですが、この台座が意外と硬いし厚い(´Д`;)
リューターでも削ってみましたが、かなり時間がかかりそう。
なので、昭和世代のモデラー諸兄なら誰もがやったであろう作戦に切り替えました。
カッターを熱して溶断作戦!
超音波カッターが欲しいなーって、初めて思いました。

④-5 無事作業終了。
プラが溶ける匂いがすごく懐かしかったです(笑)

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④-6 この穴に何を仕込むかと言いますと…

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100円ショップのフェイクキャンドルです。
(炎形のカバーは外しています)
スイッチとボタン電池は底面にあるので、完成後の電池交換などもラクです。
焚き火の炎をこのLEDで再現したいと思います。
オレンジ色が強いのでクリアレッドで色味の調整が必要かもです。

この表現は、吉本プラモデル部「ジオラマおじさん」こと横山さんの作品からパクりました(^_^;)
横山さんの情景模型ってファミマの看板とかトンネルとかカーブミラーとか、作品の発想がホント面白いですよね。
興味深いし参考になります。

④-7 次も新たな試みです。
地面の草を表現するスタティックグラス(5mm)を購入してみました。
4色セットで2,000円弱。
(´-`).。oO(タミヤのテクスチャーペイントよりコスパ良いかも…)

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前回の1/35(てんとう虫)では麻紐で雑草を自作しましたが、今見るとやっぱりオーバースケール感がありました。
今回は1/48とさらに小さいので、スタティックグラスを使ってみようと思いました。

④-8 4色をほぼ同量ずつ混ぜたものがこちらです。

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④-9 スタティックグラスの5mmってうまく立たせられるかな?と思い、練習がてらクリアファイルに植えてみました。

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思った以上に立ってくれてビックリしています。
静電気で立たせるあのマシーンがあればもっとキレイで簡単なんでしょうけどね(^_^;)

大きな作品じゃないし、地道に植えていこうと思います。

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④-10 私が試した植え方は
木工用ボンドの原液をクリアファイルに薄く均す

ピンセットでグラスを摘まんでボンドの上に立てて乗せる

植え終わったらクリアファイルを逆さまにして、裏から指でトントン叩いて余分なグラスを落とす

逆さまの状態で乾燥

こんな感じです。
本番までに台座を逆さに浮かせて固定するジグを考えておかなきゃですね。

右手親指の調子があまり良くないので、工作はゆっくりのんびり進めています。
でもやっぱり模型は楽しいですよね!
焦らずじっくり進めていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また(*・ω・)ノ

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