皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ケント100Sでございます。

ちょっとペースが落ち気味ですが、暇をみてぼちぼちと進めているジムさんです。
一巡目の表面処理は脚部を残すのみとなりました。

【脚部】
とりあえず構造を見てみましょう。
まずは外観です。
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装甲パーツを外した内部フレームです。
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内部フレームは大きく分けて3つのブロックに別れています。
上から腿(モモ)
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膝関節
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脛(スネ)
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そして足首(靴)のパーツ構成です。
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外観はシンプルなのにパーツがみっしりと詰まってます。
シリンダーのモールドは、膝関節のそれは伸縮ギミックがありますが、脛はモールドのみのダミーとなっています。
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シリンダーはチラリと見える部分なので、差し色次第で印象が良くなる部分だと思います。

しかしこの密度感。
何というか…バンダイさん(カトキハジメ氏)のこだわりというか執念を感じます。
確かこのジム改はVer.Kaブランド第一弾“RX-78-2 GUNDAM”のバリエーション(一部流用)キットだったと記憶しています。
カトキハジメ氏の全面監修で詳細まで練られたデザインで、Ver.Kaの名の通り関節の可動ギミックまで緻密に設計されています。
昔はカトキ氏のデザインってあんまり好みじゃなかったんですけどね…人って歳を取れば変わるもんです(笑)

みっちり詰まっていますが全然見えない部分なので、内部フレームは必要最小限の処理をして、あとは塗装でごまかすことにします(おいー)

とりあえず下から。
足首(靴)を攻めていきます。

足裏のスラスターを作り替えたいので、ソール(靴底)パーツを前後真っ二つに切ります。
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ちなみに今回使ったノコはこれです。
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刃が錆びてますが気にしない(笑)
錆び手(手汗をかきやすいから塩分で鉄を錆びさせてしまう困ったさん)なのでご容赦ください。

次に矢印部分に刃を入れていきます。
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片足6辺(両足で12辺)のうち4辺をノコでカットしたら、最後の辺にナイフで切れ込みを入れて折ります。
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こういったコの字の入隅を処理する時は、まず矢印部分の隅をデザインナイフで攻めて角を決めます。

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残った▼部分をざっくりとナイフでカットしておいて、最後に3辺を鉄ヤスリで整形するといい感じになると思います。
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きれいにくり抜けましたよ(´∀`*)
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組み合わせるとこんな感じ。

足裏のスラスターに手を加えるのは初めてかもしれません。
素立ちだと見えない部分なので普段はスルーしてきたんですが、今回は頑張ってみようと思います。
(`・ω・´)俺やるよ!
大したことはやんないけど…(´・ω・`)

さよならしたスラスターの代わりにいい感じのアフターパーツを探してみます。
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これとかいいかも。
コトブキヤさん、いつもお世話になっております。

そのままだと少しあっさりなので、気持ち手を加えてみます。
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前回の記事でご紹介した伸ばしランナーです。
とりあえず細切れにして
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スラスターの内側に接着してみました。

仮置きして雰囲気を確認してみます。
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いいかも(´∀`*)

以前記事でご紹介した金型のお話。
抜型方向の都合でスラスターのモールドが甘く不自然だったのを改善してみました。
プラモデルの整形って、こういう部分に着目できるかどうかがポイントだと思います。
量産品であるが故に甘くなっちゃう部分を見極めて修正してあげると、見映えがグンと良くなると思います。

偉そうなこと言ってるなぁ俺…(´Д`;)

もう少し脚部の工作が残っていますが、今回はこの辺で。
モチベーションは安定してますよー!

最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また(*・ω・)ノ