皆さんいかがお過ごしでしょうか？
ケント100Sでございます。
少し間が空いてしまいましたが、相変わらず小っちゃいものをちまちまいじっておりますよ。

前回製作していた4号戦車はちょっと中断しておりまして、友人からの依頼でミニカーのレストアを始めました。
1985年公開のSF映画三部作“バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTTF)”

それに登場するタイムマシン“デロリアン”

そのシリーズ2作目“BTTF partII”仕様のミニカーです。
友人は大のBTTFファンで、二十数年前に渡米した際に現地で購入されたものだそうです。
息子さんのおもちゃとしてなかなか“ヘヴィな”人生を歩んだデロリアンだそうで、状態はあまり良くないものの思い出が詰まっているミニカーだそうな。
それを私が預かってレストアすることになりました。

ミニカーのレストア(リペイント)は初めてなので、もし万が一失敗しても大丈夫とは言われていますが、思い出の品なので頑張って仕上げてみたいと思います。

私もBTTF直撃世代なのですが、恥ずかしながらこの超有名な三部作を今まで一度も観たことがありません。
中学生の頃は毎週レンタルビデオ屋(古っ)に通うほど映画を観ていたのですが、なぜこのBTTFを観なかったのか思い出せません（笑）
良い機会なので、今更ながら全3作を立て続けに観てしまいました！
もうね、めっちゃ面白かった(´∀｀*)
こりゃあ友人がハマってたのも頷けるわ。

モチベーション満タンでレストア開始です！

まずは預かった状態の画像↑です。
車体後部にある“ミスターフュージョン”が無くなっちゃっています。
こいつはヘヴィだ（笑）
とりあえず分解していきましょう。

シャシー側でカシメてある部分を金属用ドリル刃で揉んでいきます。

同じくカシメてある部分を揉んでいきます。

ほぼ分解が終わった状態です。
分解さえ出来ればこっちのもんです（笑）

食器用洗剤と歯ブラシで洗浄しました。
ボディがメタル製だからか、思っていたよりダメージが無さそうに見えます。

次に、残っている塗装を剥がし(溶かし)ていきます。
メタル製のボディとシャシーはホームセンターで売っているラッカー溶剤(模型用じゃない)に浸しながらワイヤーブラシなどで擦ったら、しっかり落ちてくれたようです。

材質不明の樹脂部品は、用心のため模型用ラッカー溶剤で塗膜を落としていきましたが、何かヤバそう(溶けそう)だったのである程度のところでやめておきました。
すぐに水に浸して反応を止めたので大丈夫でしたが、そのまま乾燥させてたらヤバかったかもです
ホイールのメッキ部分は、さらにキッチンハイターに浸してメッキを落としていきました。

ガラス部分のクリアパーツは、ヘヴィな遊びに耐えたからか小傷が入って曇っていました。
幸い割れてはいないので、下準備として#400〜#3000までスポンジヤスリで磨いておきました。

この後クリアを吹いたら、恐らく曇りが消えてくれる(はず)

一旦表面の状態を確認したかったので、ここでサーフェイサーを吹いてみました。
メタルパーツについては、瓶入りのメタルプライマーを希釈してエアブラシで吹いています。
その上から黒サフを吹いています。



ボディとか思ってたより全然キレイで良かったです。
樹脂パーツには多少凹みやキズがありましたが、友人と相談して、あえてそのままの(思い出の傷を残した)状態でリペイントすることにしました。

大きな補修も無かったので、このままリペイントして完成！といきたいところではありますが、やっぱりちょっと手を加えたくなりました（笑）
映画、しっかり観ちゃったからねぇ。
テンションも上がるというもの。

ということで、次回は少し改造(？)などをしていきます。
パート2仕様だからねー。
やっぱりアレがアレした方が良くない？

最後まで読んでいただきありがとうございます！
それでは、また(*･ω･)ﾉ


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